グローバルeスポーツDAppがDeFiとNFTを本格的に展開

最先端のeスポーツ体験を支えてきたDAppがDeFiとNFT機能を本格展開、さらなる躍進が期待される。

活気あるeスポーツプラットフォームの1つである分散型シェアリングエコノミープロトコルが、DeFiとNFT機能を本格的に展開することを発表した。.

タイムコインプロトコルがリリースしたフラッグシップDApp「eSportStars」は、eスポーツのプロプレイヤーとファンを繋ぐプラットフォーム。フォートナイト、コールオブデューティー・モバイル、カウンターストライク:グローバルオフェンシブなどの多くの人気ゲームがサポートされている。

プレイヤーたちは、eSportStarsを通じて多くのゲームトーナメントに参加できる。このDAppのアルファ版はすでに1万人のユーザーを獲得。近いうちに新しい機能が追加される予定であり、さらにユーザー同士が交流し、楽しみを共有するプラットフォームになるだろう。31ヶ国に及ぶ多くの言語をサポートしており、さらに1000種類のゲームが世界中から登録される計画だ。

eSportStars担当チームによると、高いスキルを持つプロプレイヤーとゲームで対戦し、新しいトリックを学んだり、コーチングを受けたりして、自らのスキルや戦略を向上させたいと思っているユーザーは多いと言う。ゲームに特化し、同じ趣味を持った人々が競い合えるユーザーインターフェースを提供するプラットフォームがシェアリングエコノミーの中心になることが今後期待される。また、アマチュアゲーマーにとっては、その技術を認識してもらい、有名になるチャンスにもなるだろう。

YouTubeを超える

もう一つの目的は、インフルエンサーの獲得、つまりYouTubeのような動画配信プラットフォームからマーケットシェアを奪い取ることである。ゆくゆくは、eSportStarsがタレント契約を結び、大手プラットフォームに莫大な手数料を取られることなく、コンテンツクリエーターたちが自ら生計を立てられるようにすることを視野に入れている。

インフルエンサーは、タイムコインプロトコルの中核である、イーサリアムベースのネイティブトークン「タイムコイントークン」で支払いを受ける。この暗号通貨は、eSportStarsを含めたネットワーク上に構築されたすべてのDAppで製品やサービスの支払手段として機能するため、これを利用すればユーザーが対戦チケットを購入することでトップユーチューバーと直接対戦することが可能になる。

現在積極的に検討されているのが、非代替性トークンである。これはゲームの世界を想像以上に変える可能性がある。これまで、ゲーマーたちはゲーム内で購入したアイテムに対してほぼ所有権を持たなかったため、この資産をゲーム間で移動したり、他人に売ることはできなかった。NFTを使用することで、これらの機能、そしてそれ以上の機能が可能になり、eSportStarsがマーケットプレイスとして機能することも実現するだろう。

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シェアリングエコノミーを立て直す

タイムコインプロトコルの担当チームによると、Fiverr、Uber、Airbnb、WeWorkなどの著名なシェリアングエコノミープラットフォームの多くが倒壊しつつあると言う。これらのプラットフォームはそれぞれの分野で確立した支配権を持つため、参入を検討する競合他社にとっては買い手と売り手を惹きつけることが困難である。

タイムコインプロトコルは、開発者や起業家が自ら独自のシェアリングエコノミーアプリやサービスの作成を容易にすることを目標とする。さらに、eSportStarsの継続的な功績がより多くのプラットフォームの成功へと繋げることが期待される。

タイムコインプロトコルを支援するグローバルウェイ社は、すでに広く普及しているエコシステムであるタイムチケットをサポートする。このプラットフォームでは30分単位で時間を売買でき、スキルの共有や知識の交換が可能になる。「個人の可能性が誰かの価値になる」というそのビジョンは明快である。タイムチケットは、この活気ある市場で、すでに45万人以上のユーザーを獲得している。タイムチケットがDApp化されたら、ユーザーはタイムコインプロトコルを最大限に活かす機会を与えられるだろう。

タイムコインはBitForexに上場しており、3月24日にはBitMartにも上場する予定である。